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子供の矯正治療について説明しています。

「すぐに治療を始めたほうが良いのでしょうか?」
「子供が痛がるってよく聞くんです」
「3年ぐらいかかるって」
「元に戻ってしまったという話を聞きます」
「ものすごくお金がかかるんでしょう」

アキヨシ歯科ではこのようなお悩みやご相談を多くいただいています。

お子さまの歯並びで悩んでいる方はみなさまが想像しているよりかなり多くおられます。また治療を受けても痛みが大きいためにお子さまが嫌がって途中で止めてしまったり、元に戻ってしまったという経験を持つ患者さんも、みなさまが想像しているよりかなり多くおられます。

10年以上前の小児矯正治療ですと、このような事例はとても多く、かなりの方がこのような経験をされていました。今でも古い方法で小児矯正治療を受ける方はとても多いです。これらの古い小児矯正治療には時間がかかりますし、新しい治療は歯科医師に普及するのに時間がかかりますので、その結果として、上記のような経験談をお聞きになる機会は多くなるのだろうと思っています。

また大人の矯正と子供の矯正は目的や方法が大きく違います。

大人になると顎の発達が止まっていますので顎の大きさの制約から配置できる歯の数に限りがあります。そのため、場合によっては抜歯が必要な場合があります。

子供は顎が発達します。そのため顎を適切に発達させて歯をきれいに並べるスペースを確保することができます。また顎を発達させれば歯を並べる労力・器具・期間ともに少なくすることができ、お子さまの苦痛・費用が少なくなります。そして綺麗な顎の形を得ることができます。そのため、子供の矯正の場合は始める時期が早ければ早いほど良い結果を得られることが多いです。

子供の矯正では、治療を始める年齢が上がるにつれて大人の矯正と同様のワイヤーやマウスピースを用います。しかし、治療を始める年齢が早ければ食事の作り方の指導や、口や舌の周りの筋肉をトレーニングするだけで治療が終わる場合もあります。また筋肉のトレーニングをサポートする器具や、顎の発達を促す装置などを利用することもあります。

また現在では、ワイヤーでの治療がとても進化し、歯にかける力を従来の1/10~1/2ほどにするほうが歯の周りの血管を圧迫せず、かなり早く歯が移動することが分かっています。またスムーズに歯に力をかけるための新しいチタンのワイヤーや、滑りが非常に良い歯に取り付ける器具(ブラケット)が開発されています。そのため、痛みがとても少なく、早く治療が終わります。

元に戻るか戻らないかは、器具の問題よりも、口の周りの筋肉と舌の筋肉の使い方や筋力のほうが大きく影響します。口の周りの筋肉が弱いことで歯が外側に拡がってしまったり、舌の癖で歯を押して移動させてしまいます。元に戻る原因はほとんどがこれらですので、装置の装着と同時に、口周りの筋肉のトレーニングや舌のトレーニングを治療期間中にしっかり受けることで元に戻ることを防ぐことができます。

このトレーニングはお子さまのやる気に大きく左右されるため、アキヨシ歯科スタッフのサポートはもちろんのこと、ご両親のサポートが一番大事です。

アキヨシ歯科では年間に治療できる人数は20名までとさせていただいています。相談をご希望の方はアキヨシ歯科スタッフまで、お早めにご連絡ください。