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根管治療こんかんちりょう

歯内療法(根管治療)についてのご案内

虫歯が大きくなった場合、歯の内側の神経が通じる空洞(歯髄)にまで細菌が及び感染します。この状態を治療することは、通常の虫歯治療より難しい処置が必要です。

細菌の到達度により大きく4つの処置に分類されます。

  1. 細菌の到達度が浅く、感染した歯の神経の一部または全部を治療する処置(生活歯髄保存療法)
  2. 1よりも細菌の到達度が深く、感染した歯の神経を全て取り除く処置(抜髄)
  3. 一度治療したにもかかわらず再発してしまった歯の処置(感染根管治療)
  4. 2または3の処置で感染を取り除くことが不可能な歯に対して外科的に感染を取り除く方法(外科的歯内療法)

通常の虫歯

上記1~4の治療を必要とする場合

一般的に言われている歯内療法(根管治療)とはこの中の2または3を示します。これらは歯の根(歯根)の中にある管(根管)を治療することからそう呼ばれています。

当院では徹底された滅菌器具、口腔内カメラ(説明用)、マイクロスコープ(治療用大型顕微鏡による精密な治療)、歯科用CT(三次元的な画像)などの高度な医療設備が整っています。

これらにより再治療の可能性を著しく減らすことはもちろん、抜歯を回避できたり、治療に半年以上かかっている歯を適切に対処できる可能性があります。一本でも多くの歯を残し、その歯で一生涯噛めるよう、全力を尽くします。

治療にあたり、ご不明な点やご不安な点などございましたら遠慮なくご相談ください。

根管治療 Q&A

Q.治療には何回かかりますか
A.大体は前歯であれば1~2回、奥歯であれば3~4回で終わります。ただし、歯の状況によって大きく異なります。(歯が著しく崩壊している、まだ治療していない根管が見つかる、根管内に折れた器具が見つかるなど)

Q.根管治療で痛みはありますか
A.痛みが出ると予想される場合は十分な麻酔を行って処置をすすめていきます。ごくまれに処置後に痛みが出ることがありますが、痛み止めで対処できるほどのものです。

Q.根管治療で使う薬はどんなものですか。
A.当院では発がん性がない、臭いがない、防腐剤が入っていない薬剤を使っています。

Q.根管内に折れた器具が存在しているが除去は可能ですか。
A.可能です。ただし、必ずしも除去しなければいけないとは限りません。器具を取らなくても治る可能性も十分にあります。